30代化粧品の選び方

化粧水

お肌にとってのメインディッシュ

スキンケアには様々な種類があります。
その中でもお肌にとってメインディッシュとも言えるのが美容液です。
保湿成分はもちろん、美白成分などお肌に嬉しい効果が期待できる成分がかなり濃縮されています。
だからこそ、徐々にお肌が衰え始めるアラサーにとって、美容液は上手に取り入れたい化粧品ナンバーワンなのです。

では美容液とはどういうものなのかですが、実は美容液はこういうものだ、というきちんとした基準がありません。
クリームタイプ、とろとろしたものからジェル状のものなど、テクスチャーも様々です。
形状も、医薬品のようにガラス容器に入っているもの、小瓶入りのものからカプセル状になったものまであります。
成分に関係ないところでさえ、それだけの種類があるので、どれを選べばいいのか分からなくなってしまう人も多いのです。

配合成分をよく見て選ぶ

アラサーになるとそれまでよりも肌の水分が減ってきていて、弾力やハリもなくなってきています。
自分で感じている肌トラブルに必要な成分を把握しておき、その成分が配合されている美容液をたくさんの種類の中から選ぶことが大切です。

たとえば、保湿したい場合は、保湿美容液を選びます。
肌が乾燥していると様々な肌トラブルの原因にもなるので、即効性が欲しい時にはセラミドがオススメです。
天然のセラミドには6種類ほどあると分かっていますが、この中でもできるだけヒト型セラミドに近いものを選ぶと効果が高いです。
この他、ヒアルロン酸やコラーゲンなども保湿に効果的な成分です。

また、美白目的であれば、抗酸化力に優れているアルブチンやビタミンC誘導体がオススメです。
これらはスーパー成分と言われるほどで、メラニン色素の生成を抑制してくれます。
紫外線を浴びたばかりの時に、メラニン色素を作らせようとする指令を邪魔する働きのある、トラネキサム酸、カモミラETなども注目されている成分です。
この他に、メラニン色素を作る酵素である、チロシナーゼを減らすリノール酸などもあります。
これらの成分は全て、美白成分としての効果を厚生労働省が認めています。
いずれの成分も、規定量がありそれを超えるだけ配合されているものは、医薬部外品と表示するよう定められています。
医薬部外品だから絶対に効果がある、というものではありませんが、選ぶ時には分かりやすい基準になります。

ほうれい線、目尻などのシワで悩んでいる場合は、肌の新陳代謝を活発にするナイアシン、抗酸化力の高いポリフェノールや肌内部のコラーゲンを増やすレチノールが効果的です。
最近話題のプラセンタエキスは、シワだけでなくシミやくすみなど色々な美肌効果があり、アラサーの肌にぴったりです。

このように、肌の悩みに合わせて成分で選び、部分や朝晩での使い分けをするのも効果的です。
自分の肌に合う美容液を見つけ、素敵なアラサー女性になりましょう。